金沢市議会 1991-12-11 12月11日-02号
さらに、スポーツ振興に関連して考えられますことは、生涯学習や余暇行政といった問題であります。週休2日制の定着や学校5日制の導入が問われている今日、その余暇をいかに活用するかということが身近な問題として迫ってきております。
さらに、スポーツ振興に関連して考えられますことは、生涯学習や余暇行政といった問題であります。週休2日制の定着や学校5日制の導入が問われている今日、その余暇をいかに活用するかということが身近な問題として迫ってきております。
先般、首相の諮問機関である国民生活審議会が「豊かな時を創るために」と題して余暇行政のあり方について一つの提言をいたしました。この提言は、余暇行政の基本的方向を示したものですが、これを参考に数点質問いたします。 今日、我々がGNP世界一といっても、その豊かさを実感できない理由の一つに、経済効率優先の中で、この余暇というものを軽視してきたことが挙げられます。
国の余暇行政は、昭和40年代の高度経済成長の時代には豊富な資金を使って活発に展開されてきたところであります。しかし、オイルショック以降、余暇どころではないという厳しい経済状況の中で、幾つかの省庁に開設された余暇開発のためのセクションも廃止をされたのであります。